「玲音の身元がわかりました」
「ほんとか!?」
「えぇ、早速保護者に会いに行きますか?」
「あぁ、そうしよう」
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ピンポーン
「こんにちは、我々は警察です」
「誠也さんについてお話が」
「はい」
「記憶?」
「まぁ、ここで話すのも何なんですし」
「すみません、失礼します。」
「では早速ですが」
「彼は」
「犯罪者です。」
「先日ニュースであったでしょう?」
「連続殺人事件」
「主犯格は誠也…いえ、」
「玲音ということが判明しました」
「はい、玲音は多分ですが、」
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同時刻︰誠也は
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「でもこちらの調べでは、」
「ですが、」
「いま2つのパターンを考えてまして」
「捕まえて死刑にするか」
「それとも」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。