バイトが終わり、
やっとくまさんから解放された。
先輩、イケメン好きだったのか。
…そんな猛獣な印象だったか
否定するのも面倒くさいし、
お腹すいたし、早く帰ろっと
*☼*―――――*☼*―――――
🗣←変な男
🗣『そこのねーちゃん』
🗣『おーいー?』
🗣『無視しないでよ~』
いきなり、
きもい人に手を握られたんですけど、、?
🗣『はぁ~?』
🗣『落し物拾ってやったんだよ』
手を離してくれないんだけど…
🗣『ねーちゃん、結構美人だね~』
🗣『あ!お礼に遊んでよ~』
🗣『だから、遊んでってば』
🗣『いいから、いいから』
''あなたちゃんなら、振り払いそうだから大丈夫かな''
あ、振り払っちゃえばいいのか
🗣『なんだよ!?』
あ、手離した
🗣『ッ…こ、今回だけだからな!』
そんなに怖かったかな?
なんか失礼じゃない?
ガサガサ
たぬき?
さっきのイケメンさん
お金無くて野宿?((失礼
さっきはくまさんだったし、
初対面って事にしておこうかな
…今日はよく手を掴まれるなぁ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。