第11話

❄️第10話❄️
25
2020/12/03 15:24
―生徒会室にて―
生徒会長
生徒会長
それではこれより、文化祭の出し物について話し合いをしたいと思う。
まずは各自クラスで候補に上がった物を、企画書にまとめてもらう
生徒会長
生徒会長
企画書にまとめ終わったら、発表してもらうぞ
そんなこんなで話し合いが続き………
生徒会長
生徒会長
それではこれで会議を終わりにする。
各自教室に戻り、出店の準備に取り掛かるように
バタバタした準備期間も過ぎ、文化祭当日
(早いのはきにしないで☆)
―小春side―
本宮 小春
本宮 小春
とうとう文化祭当日になっちゃった。私のお店での出番はお昼からだから、午前中はタクと回りたいな
新木 拓弥
新木 拓弥
小春居る?
そんな事を考えていると、タクがやって来た。
本宮 小春
本宮 小春
タク!
どうしたの?
新木 拓弥
新木 拓弥
どうしたの?って、一緒に回ろうと思ったんだけど。
忙しかったか?
本宮 小春
本宮 小春
ううん、全然!
私午前からだから
新木 拓弥
新木 拓弥
そっか、じゃ回ろうぜ
本宮 小春
本宮 小春
うん!
あっ、アンナ。私行ってくるね
私は午前中売り子をやる親友に声をかけた。
三谷 アンナ
三谷 アンナ
行ってらっしゃい!
楽しんできな!
快く送り出された。
本宮 小春
本宮 小春
何処から回ろっか。
行きたい所ある?
新木 拓弥
新木 拓弥
俺、小雪ちゃんのクラスのライブに行きたい
本宮 小春
本宮 小春
おっけ!私も行きたかったんだよね~。
確か体育館でやってるんだよね?
早く行こ~
新木 拓弥
新木 拓弥
あんま走ると転ぶぞ
私は石に躓き、転びそうになった。
本宮 小春
本宮 小春
きゃっ
新木 拓弥
新木 拓弥
ったく、言ったそばから!
タクは呆れつつも私を支え、手を繋いでくれた。
本宮 小春
本宮 小春
ちょっ、手。
恥ずかしいよ
新木 拓弥
新木 拓弥
うるせー。こうでもしねぇと、お前転ぶだろ
恥ずかしかったが、嬉しかった。
本宮 小春
本宮 小春
ありがと
新木 拓弥
新木 拓弥
…ふんっ
笑顔でお礼を言うと、タクは照れたようにそっぽを向いた。

文化祭は始まったばかり

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