第32話

☔️
3,982
2020/07/09 12:21
(ヒョチュ)(つうぃは高3)(注意:まあ長いんでお暇なときにどうぞ)

雨。

ほとんどみんなが雨は好き?と聞かれたら嫌いと答えるだろう

でも私は雨が好き



嫌いな人が多いけど

ほとんど雨な梅雨が私は大好き

理由は2つ

90%は

彼女のじひょおんにが雨の日は私を学校まで迎えにきてくれるから。

おんにはテニスの先生をしていて

私も元生徒だった

そこから恋に落ちて付き合い始めたんだけど

それはまた別のお話で、今何が言いたいかと言うと

雨だとテニススクールがなくなるから



放課後から夜にかけて暇になったおんにが



私を学校まで迎えにきて、そしてデートしてくれる

だから好き。

残りの10%は雨はじひょおんにを思い出すことができるから

じひょおんには私が雨を好きにしてくれたから

まあ、それもまた別のお話なんだけど

昔は大嫌いだった

雨の匂い、音、感覚

今では全てがおんにを思い出させて私を幸せにしてくれる

だから私は雨が好き

そして今日は雨でしかもおんにのお仕事はお休み

大好きなおんにが学校まで迎えにきてくれてしかもその後デートもできる

そう考えるだけで午後の憂鬱でねっむい授業も乗り切れた




































































放課後

ピロン

と家督の着信音

急いで家督を開くと予想通り

おんにからだった

『後10分くらいで着く!どこ行きたい?😆』

思わず顔が綻ぶ

あぁ。楽しみだな

どこ行こうかな

そうやっておんにを待つ時間が私は大好き

早く来ないかな

でも、待つのも楽しいな

でもやっぱり早く会って

早くぎゅーしたい…!

🦄「ごめんね、つうぃ!お待たせっ」

🐶「おんにっ!」

🦄「どこいこっか」

🐶「甘いもの食べたいな」

🦄「じゃ、いつものカフェいこっか」

そう言って手を差し出してくれる

ぎゅっと握り返して

🐶「うん!」

と答える

あぁ、大好き…

2人でひとつの傘に入って

色々な話をする

数学の授業が眠すぎて大変だったけど

おんにとデートできるとおもったら頑張れたこと、

ちぇよんがまた授業中絵を描いて怒られていたこと、

ちぇよんの好きな一個上のだひょん先輩が今日教室にやってきて

ちぇよんが大歓喜していたこと、

それをみておんにとおんなじ学校通いたかったなとおもったこと、

全部、全部話す

おんにはいつだって最後まで優しい顔で聞いてくれる

それで欲しい言葉を返してくれる

🦄「わかるㅎ私も疲れたらいつもつうぃのこと考えてるよㅎ」

🦄「流石ちぇん。ㅋ」

🦄「なにそれ!青春!つうぃと高校生活過ごしたかったな〜ㅠㅠ」

🦄「絶対楽しいのに」

私が愛してるといえばもっと愛してると答えてくれるし

行かないでって言ったらよっぽどのことじゃない限り

もう少し長くそばにいてくれる。

そんなおんにと幸せな時間を過ごせるから私は雨が好き。

ううん。大好き。

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