第38話

🅰️
2,770
2020/07/17 05:32
高校生になって、初めての文化祭



何故かノリで文化祭実行委員になってしまって



なんでなったんだろうって後悔していた

彼女に出会ったのはそんな時だった

全学年の実行委員が出る会議。

仲良い人いないし(委員のペアは特に仲良くない男子)



めんどくさいなぁなんて思いながら

扉を開ける

ほぼほぼ人は集まっていなくて

とりあえず端っこの席に座る

眠いなぁなんてあくびしながら前向いたら

すっごい綺麗なひと

じっと見つめてたら

気付かれて怪訝そうな顔をされるから

目を背ける。

その後会議が始まったけど

前に座ってるひとが気になりすぎて話が入ってこない…

まあ、ペアの男子君がいるから良いかとか思ってたら

会議が終わって早々と帰っていく綺麗なひと

その後会議を待っていてくれた

みなと一緒に帰るけど、意識はずっと飛んでいて

さっきのあの綺麗なひとのことしか考えていなかった






































































本格的に文化祭準備が始まって

実行委員としていろいろしなきゃいけなくなった頃

実行委員は校門に飾る看板を作るという仕事があって

今日はその看板作りをしようの日の初日

色々作業してたんだけど(雑)

途中で色々足りなくなって

やっぱ一番年下だからって思って

🍑「あ、私行ってきます」

って言ったらあの綺麗なひとが

🐰「高1女子だけじゃ不安だろうから私もいくわ」

って言ってるあなたも女子ですよて。

で、でもでも!これってよく考えたら



すっっっごいことじゃないですか!?

憧れの先輩と買い出し行けるんだ(まだ名前も知らない)!

🐰「じゃあ、いこ。えーっと…?」

🍑「ももです」

🐰「ももちゃんね、覚えた。私、なよん。行こ。」

🍑「はいっ!」




















next


かくのもきるのもへたくそかて

プリ小説オーディオドラマ