(みさな)(微えろ)

ちゅっ

ミナがソファの上で三角座りをして



スマホを弄っていると

お風呂上がりのサナがソファをポタポタ

その長い髪で滴り落ちる水滴で濡らしながら

ミナに近づき、彼女の柔らかい頬に口付けた。

ミナの同棲中の彼女、サナはキス魔で

酔っ払ってるのか疑いたくなるほど

シラフでも距離は近いし耳を食べたりするし

ちゅっちゅちゅっちゅしてくるから

当然付き合う前のミナは戸惑っていた。



しかし嬉しくも思っていた。



やめて欲しくないと思っていた。

サナは人との距離が近すぎる。

ミナと付き合う前のサナは



ミナ以外の人とも距離が近く、

ミナが何度嫉妬したかは数えきれないし

今でも思い出せばモヤモヤする。

しかし付き合っているわけでもないからミナは何も

いえなかった。

告白はサナからで、

あんなに人との距離が近いサナのことだから

私にキスするのも特になんの意味もないと思っていた

サナはみんなにしてると思ってたから

まさか両思いだなんて思ってもいなかったから嬉しい

告白の後ミナがサナにそう告げると

サナは好きな人にしかせーへんしするわけないやん

と、少し照れていた。

お風呂上がりのサナは少しえっちでずるい

お風呂上がりのサナを見るたびミナはそう思う。

濡れた髪に上気した頬、

薄いパジャマに覆われた肌が無防備で、堪らない。

そしてサナのキス魔度合いがレベルアップするのも

お風呂上がりで、

サナがお風呂から上がってくるのが

ミナの一つの小さな楽しみだった。

だから今日もこうしてリビングのソファの上で

ミナはサナがお風呂から上がってくるのを待ち、

ミナはサナに食べられている。



頬から始まったキスは下に降りて



サナの唇はミナの首に落ちていた。



口付けたり舐めたり甘噛みしたり



ミナの頬を撫でながら



サナはミナを味わっていた。

🐧「ん…ん、サナ、やめてよ」

勿論やめて＝もっとだ。

サナもそれを十分理解していて

(ただ自分が止まらないからということの方が大きいが)

ミナの言葉に返事もせずただ

彼女を舐めていた。

サナはミナの耳を舐め上げると

自分の愛しい人の髪を撫でながら

🐹「サナの、サナだけのみーたん、可愛い、好き」

と耳元で囁いた。

彼女たちの夜は、こうして今日もふけていく。

9月は
吸血鬼ミサナ
コンビニミチュ
何かしらナダ
リクエストの湯豆腐
かけたらいいなーって思ってます
(多分最初に湯豆腐書き上がる)