第16話

14話
129
2022/10/11 09:41
天(てん)
いつまでオレに好きって、言い続ける気なんですか?
碧海(あおい)
天がボクと一緒に、ずーっと居たいって思うまで。
天(てん)
オレが、
結婚して、子供が生まれてお爺さんになってもですか?
碧海(あおい)
うんっ
言い続ける!
天(てん)
……そうですか
そう言って、
目の前に立って居る碧海の腰を抱き寄せる。
碧海(あおい)
どっどうしたの?
急に、天らしくないよ。
そう言って、天の髪をなでる碧海。
天(てん)
今までで、好きって言ってくれる人は居ました。
だけど、オレがこんな性格なんで。
ほとんどの人は離れて行きました。

碧海さんだけですよ。
そんなに、好きって言ってくれたのは。
でも、オレが死んだらどうします?
碧海(あおい)
あーそうか、人間は死んじゃうよね。
天は立ち上がり。
碧海の頬を手で包み込み。

初めて、天からキスをした。
碧海(あおい)
どうしちゃったの、ホント急に?
天(てん)
碧海さんを抱きたいです。
ダメですか?
でも、まだ一緒にまでは考えられてません。
でも少しづつ、
碧海さんを好きになってますよ。
天は、碧海を抱きかかえベッドに連れて行く。

ベッドに下ろしてキスをする。
碧海(あおい)
あッ ンッんチュ
天は器用に、碧海の服のボタンを外して行く。
碧海(あおい)
何か…なれてる感じ……
天(てん)
ボタン外すのが、上手いだけですよ。

そんなに何人も、いっぱい経験無いですよ。
前に言ったでしょ、付き合ったの
3人だって。
碧海(あおい)
3人でも……いっぱいしてるかも。
天(てん)
オレそんなに、性欲無いですよ。

普通です。
2人は、初めて体を重ねた。

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