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第11話

最終選別

――――最終選別の朝…

あなたは目を覚まし、隣で眠る善逸の頬に接吻をし、いつも通り起き、身支度をし、朝食準備に取りかかる。


自分の気持ちとは裏腹に、憎らしいくらいの青空……

あなた

(……不安なんか思わない。ひとつの事…鬼殺隊になることだけを考えよう。)



…朝餉を皆で済まし、一通り家事を終え、あなたは師匠の部屋に呼ばれ、獪岳や善逸が着ている着物と同じ柄で色違いの羽織を差し出される。

桑島滋悟郎
……お前が、いつか最終選別に行く決心をしたときに渡そうとしていた羽織じゃ。
あなた

…師匠…。

あなた

(綺麗な桃色…。)

桑島滋悟郎
挫けるな。どんなときでも、皆が着いておる。儂らは皆、家族じゃ。
あなた

(家族…)…っ…はい、ありがとうございます。

一度家族を失った私に、仏様は二度も授けて下さった……

この縁を…絆を…大切に、強く生きていこう。


――自室に戻ったあなたは、姿見の前に座り、首周りに白い布を巻き、長かった髪をバッサリと切る
あなた

(これは…けじめ…)

あなた

――………

髪を切り終えた鏡越しの自分を見ていると、自室の襖が開く


我妻善逸
――姉ちゃ……Σど、どうしたの?!その髪っι
あなた

…あ、善逸。いやね、けじめに…ねι長い方が良かった?

我妻善逸
いや、それはそれで可愛いけど…///伸ばしてたんじゃないの?
あなた

ううん、特に。それに、戦いで髪切られる方が嫌だから。

我妻善逸
そっか、それもそうだね。
あなた

…あ!


あなたは白い布に、切った自分の髪を纏め、師匠からもらった羽織を善逸に見せる
我妻善逸
色違い…。
あなた

うん。師匠が、いつか最終選別に行く私に用意してくれてたみたいで。

我妻善逸
可愛い…。あなたによく似合うよ。
あなた

ありがとう、善逸。

あなた

善逸……。

我妻善逸
……何?
あなた

…生き残るから。何があっても、どんな事があっても…

我妻善逸
うん、信じてる。姉ちゃ…あなたなら、絶対、大丈夫。
あなた

ん…ありがとう。勇気出た!

あなたは微笑み、善逸と抱擁し、自室を出た。


脚絆をし草履を履き、玄関を出た所で獪岳が樹に寄りかかり、こちらを見ていた。
あなた

獪岳…、行くね…。一緒に沢山修行できて、楽しかった。ありがとう。

獪岳
……行くのか…。
あなた

うん。行かないと…

獪岳
正直…お前が負傷するのは、もう見たくない……
獪岳
今でも遅くはない……。俺の元へ…
あなた

やるべき事が終わったときに、あなたの胸に飛び込むから……

あなた

今は、黙って行かせて……

獪岳
……フッ、やっぱ頑固な女。
あなた

何を今更。よーく知ってるクセに。

獪岳
………行けよ。生きて帰ってこい。
あなた

当たり前。……行ってきます。

獪岳
…ああ。
あなたは、樹に寄りかかる獪岳に、触れるだけの接吻をし、一路、最終選別が行われる"藤襲山"を目指した……――


―――藤襲山に入り、季節外れの藤の花が咲き誇る場所にあなたは来た


あまりにも沢山の藤に、すっかり目を奪われる
あなた

(…綺麗………。こんなに沢山の藤の花を見たのは初めて。)


藤の花の道を抜け登った場所には、最終選別に参加する者数十名が居た。

あなた

(この人達、皆参加者…?こんなに沢山…ι)

もっと少ないのかと思ったあなたは、少々圧倒される。


……そして、おかっぱ髪の女の子二人が最終選別の説明を淡々と述べ、いざ始まる!



――――あなたはとりあえず走る。

開始したとはいえ、実感が湧かない……
あなた

(鬼……?やっぱり、あまり遭遇したことないから、気配が……)



そのとき、あなたの頭上から一匹の鬼が現れる
雑魚鬼
グワハハハ……20日振りの人間だぁぁぁ!!
あなた

っつ………ι!!

透かさず避けるも、後ろにも鬼が現れる。
あなた

(後ろにまで……ι!)

村田
―――しっかりしろぉぉ!!
あなた

――ι!!

村田
最終選別はもう始まってるんだ!!集中すれば自分に近づいてくる鬼くらい分かる!!
あなた

(……そうだ!!)

一人の鬼を斬った少年に、あなたはハッとさせられた。後ろにさっきの鬼が迫ってきている
あなた

…雷の呼吸 弐ノ型 稲魂!!




――壱ノ型の善逸、陸ノ型の獪岳に対し、あなたは弐、参、肆、伍ノ型しかできない。

雑魚鬼
グハァ……っι
あなた

………ι

村田
……君は、雷の呼吸なのか。
あなた

――えっ、あ、助けて頂き、ありがとうございました。

あなたは深々と、その少年に頭を下げる。
村田
いや、いいけど…ι次はないと思う。この最終選別をしている限り。
あなた

はい……ιすみません、油断していました…ι

あなたはシュン…とし、俯く
村田
(Σかっ…かわっ///)いっ、いやぁ…ιい、命が危ないからね!//
あなた

お陰で、目が覚めました。

―――あなたの顔つきが変わり、先を急ぎ走り出す
村田
(ひ、表情が…//)
あなた

私は行きます!…最終選別が終わったら、また会いましょう!!

村田
あ、なっ、名前………ι


少年の問いかけも虚しく、あなたの影も形も見えなくなる。
村田
―――脚早っ……ι



あなたは走りながら、先ほどの少年を思い出す。
あなた

(……あ!名前、訊きそびれちゃった。)

――鬼の気配を感じ、跳び上がる
あなた

……肆ノ型 遠雷!!

雑魚鬼
うわぁぁ……っι!
雑魚鬼
ぎゃぁぁ……ι!!
あなた

……邪魔しないで。私には、やらなきゃいけないことが、あるんだから。
こんな所で、あなたたちに殺られる訳にはいかない!!





………そして、7日目の夜明け――――



あなたは生き延びた。躯、脚は限界をとうに越えている。

藤襲山を抜けた先に、ゴールが見えた。
あなた

はぁ……はぁ……――ι

あなた

(え……ι残ってるのって…あの参加者のほんの一握り…ι)



その中には、あなたを助けてくれたあの・・少年の姿もあった。
あなた

…あなたも、無事に突破したのね。

村田
Σあっ…!良かった、君も突破できたんだね。
あなた

あなたの名前、聞いてなかった。

村田
俺は村田。君は?
あなた

西園寺あなた。よろしく。




――――「お帰りなさいませ」

「ご無事で何よりです」





……開始時に居たおかっぱの娘二人が労う。


そして、隊服、鎹鴉が支給され、日輪刀の元になる鉱石を選ぶ
村田
脚が棒の様だよね。帰れるかな……ι
あなた

私も。…でも、帰らないと。待ってる人がいるから……//


疲れた顔に頬を紅く染め、あなたは「じゃあ、また会いましょう」と村田に手を振り、家路を急いだ。
村田
き、気をつけて……//
村田
(また、会いたいな…)



………to be continued.


―――――――――――――――――――

最終選別、難しい所は省きましたι

雷の呼吸、あなたちゃんは弐、参、肆、伍しか使えないことにしました!
全て使えることにしようか…とも考えましたが、彼らの立場?も考え止めました。

そして、あなたちゃんの名字忘れそうになってたよ←
村田さんの名前がナイヨ
同期で名字呼びの仲ね!

次は、一気に時が過ぎる予定!!あなたちゃんが………!!お楽しみに♪