第7話
君の方が可愛い*善逸*少しR18*
―――あれからあなたは色々と考えモヤモヤしていた。
このままじゃ駄目だ…と考え直し、師匠の言う通り、一人で最終戦別に行くのか…
はたまた、心細いから…と、善逸と最終戦別に行くか…
獪岳に嫁ぐか………
―――スーツ…
"花火"の単語にあなたの顔がぱぁぁっと明るくなる。
――――――――――――
そして、夕餉の片付けは二人でせっせと済ませ、あなたは一人部屋の姿見の前で、自分に浴衣を着付ける。
白色に桃色の紫陽花柄が映える浴衣に身を包み、帯は片蝶流し。髪は下ろし右側で一つに結った。
―――スーツ…
―――善逸は驚いた。そこには、いつもの活発な姉弟子の姿はなく、一人の大人の色気を放った女性が居た。
善逸は、姉弟子のその姿に、思わず生唾を飲み込む
あなたは急に大人しくなった善逸に、浴衣が似合わないのか…と不安になり、彼の浴衣の袖を掴み、10センチは高い顔を見上げる
…改めて善逸を見ると…肩幅に胸板が彼は一人前の男だと物語っている。
いつもよりどこか男らしい
何で名前なんか…と考えた束の間、あなたの紅を差した唇に善逸が接吻を落とす
―――二人は家を出て、花火会場となっている河川敷へ歩き出す。
どちらからともなく、自然に手は繋がれている。
河川敷の近くまで来たときに上がった花火に照らされ、善逸がいつもより大人に見える
その姿を見ると、まるで自分の知らない何処かに行ってしまいそうで………
あなたは思わず、後ろから善逸に抱きついた
――――ちゅ……
二人は自分にとっては大事…。気持ちは痛いくらいに分かる
選べなくて苦しい……駆け落ちしたなら、どんなことがあろうと着いていく
もう、解放して………―――
あなたの頬を一滴、また一滴と涙が伝う
――――ちゅ……
それを善逸の唇が拭う
―――答えが……出てこない…――
感情が昂った……――
互いが欲しくて、欲しくて、堪らなくて……
草むらに倒れこみ、重なる
互いの浴衣は乱れ、あなたの首回りは接吻跡の嵐
あなたの中には彼の昂ったものが…
このまま、時が止まってしまえばいいのに……――――
花火なんて二の次で、互いしか見えてない……
―――――to be continued.
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スミマセン、中途半端に切りましたι
それ以上に場面が浮かばず………
てか、こっちの方がキレイかな…とか思いまして。
ちなみにBGMは安室奈美恵のキャンユーセレブレイド…←綴りわからん(英語苦手)
あ!仕事の休憩中ですよ!