放課後になって4人で遊びに行った。
さつき「ねぇータピオカのみたいー」
さつき「えぇー男子で買ってきてよーお願い!!」
湊「はぁ分かったよ。拓也行こ」
拓也「あなたはいる?」
拓也「分かった笑」
さつきと私は近くのベンチに座った。
さつき「であなたは誰が好きなの?」
さつき「いるんでしょ?」
さつき「だれ!?」
さつき「え、結構やばい人じゃない?笑」
さつき「そうなの?まぁ情報が悪いよね笑」
涼太くん、亜嵐くん、裕太くん、親友に勘違いされちゃいました。
ごめんなさい。
さつき「あなたの好みは分かんないや笑」
湊「おーい!さつき分かんないからミルクティーなーあなたは黒糖ミルクでよかったよね?」
湊「はいはい」
4人でブラブラしていると
咄嗟に裕太くんとは言ってはいけない気がした。
それはもちろん龍友くんも
拓也「あ、昨日一緒にいた人!」
とりあえず腕は2本しかないので近くにいた湊とさつきの腕をつかんで走って逃げた。
side拓也
焦った様子のあなたは2人の腕をつかんで走っていった。
俺も追いかけようと思ったけど立ち止まって赤髪の人に話しかけた。
拓也「あの…」
拓也「俺はあなたの友達の拓也って言います」
拓也「よろしくお願いします」
拓也「あなたとはどういう関係ですか」
拓也「そうですか」
拓也「あなたは無理しやすいところがあるのでよろしくお願いします」
拓也「じゃあ失礼します」
俺は急いで3人を追いかけた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!