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第29話

❥29
凪沙
いや、凪沙。女は度胸よ
自分で自分に活を入れてみる。
手に持ってる紙袋の取っ手を握り直した。


ーー♪ピーンポーン♪ーー


やけくそで押したチャイム。
アキラ(史郎)
どーぞー。開いてるわよ
あ…、今日はオネエなのか。
ガッカリ。

聞こえてきたアキラ先生の高音。
低い声じゃないそれに、口を尖らせながらドアを開けた。

しかし、誰が来たかも確認しないで不用心すぎやしませんか。
凪沙
こんばんは。先生
ニッコリ笑って見せる。

平常心、平常心。
ガッツいてはダメよ凪沙。
アキラ(史郎)
あらー、下間ちゃん。どうしたの?
今日は来る日じゃなかったわよね?
そうきたか…
確かにそう。今日は来る日じゃない。
凪沙
たまたま早く仕事が終わったので、昨日のお礼に来ました。これ…
紙袋をすっと差し出した。