西畑side
















大橋｢あなた、それはやばい｣









｢っ〜〜〜もう死んじゃうって、！｣

































公演と公演の間。




シャワー浴びて楽屋に戻ろうとしたら聞こえてきた声。




いつもは俺と流星の楽屋に入り浸るくせに今日は自分らのとこかいな。

大橋｢よく普通に公演できたなぁ｣









｢も………むり、｣





























何となく自分とこ戻る前に隣を覗けば、2人して畳に寝転がって、タオルケット分け合って。




何に悶えてんのか知らんけどうつ伏せになるあなたの隣で肩肘ついて笑ってるはっすん。






























大橋｢えらいえらい 笑 ｣









｢はっすん〜〜〜〜〜〜〜〜〜｣





























ぎゅうって抱きついて見上げるあなたの髪を優しく撫でて…って、え、あのふたり付き合ってんの？




そんくらいのレベルなんやけど俺からしたら。

大橋｢まぁにしても、、え、怖っ｣









｢ん〜？……怖、｣









西畑｢んやねん2人して｣









大橋｢大ちゃんが覗き見してる、えっち〜｣









｢はぁ？ちゃうわ。ただ、｣






































ただ、なんや距離近かったから。




なんて言えるわけないやろ。無理無理。




仕方なく濁して楽屋に上がり込んでみた。
































大橋｢なに、まぜてほしいの？｣









西畑｢おー。なに話してたん？｣









｢……なんでもない｣









西畑｢いやだいぶ盛り上がっとったやん｣









大橋｢あなたの恋バナ聞いてた〜｣









西畑｢は、｣









｢ちょ…っ、、！！はっすん、！？！？｣




























アホかって笑い飛ばそうとしたけど、途端にあなたが起き上がるわ、耳まで真っ赤になってはっすんのこと叩きまくるわ。




……え、ガチなん？
































大橋｢いた‪︎っ… 笑 痛い痛い！｣









｢っ〜〜〜ばか、｣









大橋｢嘘は言ってないやん〜｣









｢、ばか｣









大橋｢はいはいごめんなぁ 笑 ｣


























へぇそうなん。お前好きな人おるん。




なんてからかってやろ、と思っても　"　好きな人いるんや　"　ってそのワードだけが頭の中でぐるぐるして言葉が見つからん。




かと言って動揺してるのバレるのはしんどい。





























西畑｢こいつ選ぶとかめっちゃ物好きやな｣









大橋｢大ちゃん、｣









西畑｢めっちゃ突っかかってくるし、すーぐ文句言うし、可愛ないやん。俺やったらもっと可愛い子がええ｣









｢っ……、、別に大吾の好みになろうとなんかしてない、から｣









西畑｢俺かてお前の好きなタイプなんか興味ないわ。アホらし｣









｢っ〜〜〜〜勝手に大吾が聞いてきたんやん、、！…もうやだバカきらいだいご｣









西畑｢あーはいはい。彼氏にもすぐそうやって…、｣




























いつの間にか畳に落ちていた視線を上げたら、泣きそうなあなたがおって。




はっすんが引き止めるまもなく楽屋から出ていくあなたの姿。




………ああもうほんま。
































大橋｢………女の子泣かせるのはマジない｣









西畑｢……｣









大橋｢俺しかも付き合ってるて言うてへんし｣































またやったわ、これ。




思ってないことつらつらと並べて、あなたのこと傷つけて、前にもあんな顔させへんかったっけ。











































☁*°




お久しぶり更新ごめんなさい~🙇🙇

いつもより長めに書いちゃいました！！