大野side
あなたが事故にあってから1週間が経った。
今日も俺たちはあなたのお見舞いに来ていた。
ニノは1回もあなたのお見舞いに来ていない
あなたが事故に遭って以来家に引きこもっているらしい
そう言って松潤は去っていった
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数日後
ニノの家に来た大野
俺はニノの姿を見てびっくりした。
ニノの目は腫れていて、手首は傷だらけだった。
「パンッ!!」
気づいたら俺はニノの事を殴っていた。
ニノは理解出来ていない様子だった。
でも俺はすごく頭にきていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!