第15話

十三話
315
2020/11/01 06:57
会話が「ない」


いや、話振るんだけど、上の空なんだよ!


雨宮あなた
ころーん。
ころん
ころん
うん。
雨宮あなた
え、ほんとに大丈夫?
ころん
ころん
うん。
雨宮あなた
じゃあ、さっきなに話してた?
ころん
ころん
うん。



ね?!


上の空でしょ?!?!?!?!??!!?




うーん、私何かやったかな……



うーん……




ころん
ころん
あなたさ、
雨宮あなた
うん?


あ、やっと口開いた!

雨宮あなた
ずっと黙ってどうしたの?
心配しt
ころん
ころん
僕のこと好き?
雨宮あなた
お、本当にどうした?
ころん
ころん
いいから!
雨宮あなた
す、好きだよ?
ころん
ころん
どれくらい好き?


どのくらい……?

雨宮あなた
世界の終わりまで一緒にいたいくらい……?
ころん
ころん
そっか。



いや、本当に大丈夫?



心配する私をよそに、



君は、両手で口元押さえて、



「ふへへ」って言ってるし…



は?かわいい。


え?写真?もちろん取ったよ?

ころん
ころん
あ、でもさ、莉犬君ってぶっちゃけ可愛いじゃん。
雨宮あなた
おん。もう天使。
ころん
ころん
他のみんなのことも、大好き……でしょ…?
雨宮あなた
おん。好き。


そういうと、ころんは何故か泣きそうになる。


え?!



雨宮あなた
ちょ?!ころん?!?!?!
ころん
ころん
あなた、いつか僕のそばからいなくなるでしょ…?
雨宮あなた
なんないなんない!!
ころん
ころん
でも、絶対じゃ、ないじゃん……グスッ


いや、マジでどーした?!?!


雨宮あなた
あーでも、


私が「でも」といえば、



ビクッとなるころん。


ころん
ころん
あなた、、、、
雨宮あなた
私は…
ころん
ころん
や!!聞きたくない!


Why?

え、泣いてる?!

え?!

え?!?!

え?!?!?!?!



雨宮あなた
こ、ころn
ころん
ころん
僕、あなたが好き……だから、いなくなんないで……
ころん
ころん
そばにいてよ……








(やばい、殴り書きみたいになっとる)
(いよいよ、クライマックスです!!!)By作者

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