母「あなた!NRCから手紙が来てるわ
よ!」
私は あなた・スノーホワイト
結晶の国のそこそこ力を持っているそこそこ
優秀な(と自負している)16歳の女の子だ
それにしてもNRCって男子校だったような……
『ど、どれどれ……』
ド ク ン
な……に…こ…れ 誰かの………………記憶?
「ツイステ最高!みんなカッコよすぎ!」
「次のイベント早く始まらないかなぁ!!」
ツイステって、ツイステッドワンダーランドのこと…?
「危ない!!」
ドン ガッシャーン!
「う…そ…… まだ死にたくない……」
……………思い出した これは前世の私の記憶だ
ってことはここはツイステの世界なんだ
え?え?絵? マジすか…
母「あなた?どうしたの?」
あー…出来れば思い出したくなかったな…
さすがに前世の記憶取り戻しました!!
なんて言ったら病院に連れてかれるし…
『ううん、なんでもないよ』
母「ならいいわ、それより行くわよね!」
いやいやいやいやいやいやいやいや
記憶を取り戻した以上キャラとは関わりたく
ないしな…
『いや、私は行か』
母「行くでしょ?」圧(((
『あ……いや…』
母「行くわよね?」圧(((
『はい、行きます……』
詰んだ
こうして母の頼み(という名の命令)でNRC
に通うことになってしまった…
はぁ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。