母「じゃあ頑張って来なさい、あなたは特待
生だから女子用の制服が届いてるわ」
はぁ……………………………………はぁ………………
ため息の嵐←
絶対に主要キャラとは関わらない!
これ絶対!テストに出るよ←
『じゃあ行ってくるね』
家の前にはもう馬車が待っていた
はぁ、まさかこの馬車に乗ることになると
は…
行者がペンを1振りするとものすごい眠気が
襲って来て私は意識を無くした
─────入学式─────
鏡「汝は……ポムフィオーレ!」
ポムフィオーレねぇ……
まぁオクタヴィネルよりはまぁ……
ヴィル「学園長はどこに行ったのかしら」
イデア「職務放棄」
カリム「腹でも痛めたんじゃないか?」
学園長「違いますよ!」
あれ?これってもしかして……
原作開始時と同じ?!え……………………………………
やばくね
監督生と関わる=主要キャラと関わる
オ ワ タ
絶対に関わらない うん、それがいい
なんて思ってるうちに騒動は終わった
ヴィル「着いてきなさい子じゃが達!私が鍛
えてあげるわ!」
そう言ってヴィルさんは私たちを見回した
パチ
あ、やばい
目が合った…………………
でもふいっとそらされて
ヴィル「今日は解散!各自部屋に帰りなさ
い」
良かったあああ… 助かった
じゃあ私も帰ろう
私は部屋へと向かった
──────────
えと、私の部屋はここか…
コンコン
『し、失礼しまーす…』
?「おう、特待生」
うお、なんかイケメンがおる
?「俺は同室の…」
スズキ「スズキだ、よろしくな」
なんかさ
『いかにもモブって感じの名前だね』
スズキ「お前喧嘩売ってんの?」
やばいやばい声に出てた
『いやいやいや!羨ましいなって』←悪意な
し
スズキ「お前バカにしてんだろ!!!」
『そんなことないってよろしく頼むよ!』
スズキ「はあ、まぁよろしくな」
──────────
スズキ・イチロウ
The・モブ
何かと助けてくれる
世話焼き
ポムフィオーレなのでそれはまあ顔面偏差値
の暴力
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。