────数週間後────
入学して早数週間、私はスズキくんと勉学に
勤しみながら主要キャラ&監督性を
避けて 避けて 避けて 避けて
避けて 避けて 避けて 避けて
避け…(((スズキ「なげえ」
『なんで心の中に入ってくんの?!』
スズキ「いや、お前普通に喋ってたかんな」
『…………………あは』
スズキ「ったく」
最近スズキくんの私の扱いがおかしいぞ
それはともかく最近までずっと避けまくって
たせいか同じ寮のヴィル先輩とですら関わっ
てないのですよ
私すごい
でも『このままなら平穏に残りの学校生活も
過ごしていけそう…』←フラグ
皆さん見ました?
私、思いっきりフラグを立ててしまいました
いや!それでも私はそのフラグをへし折って
いく!←フラグ
スズキ(コイツまたくだらないこと考えてん
だろ…)
スズキ「…あ、俺先生に呼ばれてるから先に
寮に帰っててくれ」
『え?スズキくんやらかしたの?』
スズキ「違うわ!」
──────────
そういえば入学してからほぼずっとスズキく
んと過ごしてたからぼっち初めてだ
……………………………………………………うん、早く帰ろう
?「〜クソがぁ」
?「でも〜です!」
?「こんの〜」
…え?
なんかめっちゃ揉めてる
……………
よし!
少し様子を見てみようかな←今世紀最大の過
ち
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。