あなた「それで?私をどうするおつもりですか?殺しますか?拷問でもして宿儺さんの弱点を聞きだしますか?」
宿儺さんの弱点なんてうちも知らへんけど
あなた「まぁ、私を殺しても皆さんが死ぬだけですけどねぇ。呪いの王、両面宿儺が怒り狂いあなた方の命を奪いにいくでしょう……ふふっ」
上層部「何が可笑しい」
あなた「それも余興やなぁと……ろくに働きもせずただ威張っているだけの人間が1人の術師を自分の保身の為に殺すも返り討ちにあい全滅!こないに面白いことってありますか?」
想像しただけで笑てまう
あなた「それで、本当にどうするんですか?ただ話を聞くために呼び出したわけじゃないでしょうよ」
上層部「いい。下がれ」
あなた「あれま、なんにもしいひんのや…まぁ無事に帰られることに越したことはあらへんよな、失礼します」
今回は何もされへんかったけど……嫌な予感はする。めっちゃする
気張って過ごさななぁ…疲れるさかいややなぁ…
あなた「はぁ…」
五条「あなた、おかえり」
あなた「ただいま」
五条「何もされなかったみたいだね」
あなた「うん、宿儺さんとの関係を聞かれただけ。そやけどええ予感はしいひん」
五条「あなたの悪い予感って結構当たるんだよね〜」
あなた「大事なことにならなええけど…」
なんかモヤッとするな……
~数日後~
この前あんなんがあったって言うのにもう任務……
人手不足…しゃあないか
あなた「初の単独やな…伊地知さんよろしくお願いします」
伊地知「よろしくお願いします。任務の内容はご存知ですか?」
あなた「はい!把握済みです」
伊地知「素晴らしいです」
あなた「おおきに。あ、これ差し入れです。大したものちゃいますけど…伊地知さんおつかれやろ?」
伊地知「あ、ありがとうございます…!」
あなた「ふふっ、少しでも休んでくれたらええなと」
~現場ついた~
伊地知「お気をつけて」
あなた「行ってきます」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!