何気に初任務かもしれない
あなた「フフフ~ン♪」
五条「今日はナナミンが同行しまーす!!」
あなた「七海さん!よろしゅうたのんます」
七海「お久しぶりですね七々扇さん。いえ、あなたさん」
あなた「おぉ…」
七海「行きましょうか」
五条「死なないでね~」
あなた「頑張る」
~車内~
七海「今回の任務は1級呪霊の討伐です」
あなた「1級?悟くんは七海さんが同行してくれはるって言うとったけどちゃうみたいですね。うち2級ですし。七海さんの任務ですね」
七海「そうですね。あなたさんは補佐的な立ち位置でしょう」
あなた「足引っ張らへんように頑張りますね。それで場所は?」
七海「少し街の外れたところにあるホテルです。今はもう廃墟です」
あなた「いかにもですなぁ」
七海「気張りましょう」
~廃墟~
七海「いいですか、私は残穢を辿って呪霊の元へ行きます。あなたさんはできるだけ呪霊に遭遇しないようにしてください。途中、負傷者を見つけたら保護を忘れずに」
あなた「はい」
七海「では、お気をつけて」
うちの術式、重力操作
空間なら自由やさかい、悟くんの無下限呪術みたいな感じのもできる。
バリアみたいな。そら精度は落ちるけど
あなた「一応張っとくか…」
多分、七海さん気使うてくれたんよね。宿儺さんのこともあるし……まだ2級やし。術式があるって言うてもまだ下手やし
うちが死んだら宿儺さん何するかわからへんもん
「敵に背を向けるなって教わらなかった?」
ガンッ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。