第2話

1話
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2021/04/02 15:34
あなた「とにかく、うちは東京校に行きますから」


祖父「本気なん?」


あなた「おじいちゃんがなんぼ反対しても、うちは五条派や」


祖父「せやけど、」


あなた「何を言うても無駄やで。うちの意思は変わらへん。勘当も覚悟の上です」


祖父「か、勘当はしいひん!お願いやから勘当だけはやめてや」


あなた「なら、東京校へ行くことを許可してくれますか?」


祖父「……分かった」


あなた「おおきに」


~上京日~


あなた「おじいちゃん安心してや、卒業したら戻ってくるし七々扇家も継ぐさかい」


祖母「気ぃつけるんやで」


あなた「はい。ほなな」


京都校や保守派の考えとうちはどうも反りが合わへん

呪いやからって何でもかんでも祓うたらええ言うのはちゃうと思う

ただ、おじいちゃんとおばあちゃんが心配する気持ちもわかる

両面宿儺が受肉したらしいし、その器が東京校に居る

上層部や京都校の先輩方はすぐに殺せ言うてるけど、うちは仲良うしたい。他に方法はあるんちゃうかって思う


~東京・浅草~


「あ、いたいた〜。お疲れサマンサ!」


あなた「悟くんやん、お疲れ様。後ろにおるのが前に聞いとった同級生の3人やんな?」


五条「そうそう、悠仁と恵と野薔薇。はい自己紹介~!」


虎杖「え、ちょちょちょ待って?4人だったの?」


釘崎「私も3人って聞いてたわよ。でも同性は嬉しいわ。釘崎野薔薇、仲良くしましょ」


五条「急遽だったからさ」


あなた「私が無理言うてお願いしたんです。よろしゅうたのんます」


伏黒「伏黒恵です」


虎杖「虎杖悠仁です!よろしくな」


あなた「君が宿儺の器…」


五条「おっと?」

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