あなた「呼び出されたことと任務内容がなんか関係あるん?」
五条「まあもう答え言っちゃうけどさ〜、上層部はあなたの存在が怖いんだよ。あなたの一声で宿儺を動かせるんだよ?」
あなた「そんなに怖い?」
五条「なんせ宿儺だから。それにあなたは七々扇の娘でもちろん保守派の人間って認識だったと思うからね。上層部は」
あなた「想像力あらへんねんな」
五条「腐ったミカンだよ?期待しちゃダメ」
あなた「うん。それで悟くんは何言いたいの?」
五条「要はあなたを殺したいってこと」
あなた「目ぇつけられてるわけね」
五条「そーゆーこと。あ、七々扇家もそこそこ偉い立場でしょ?」
あなた「まぁそうやな」
五条「育ててくれた人と殺し合いになる可能性も捨てきれないからね」
あなた「祖父母の事?うちのこと溺愛してるさかいなぁ…可能性は低いと思うけど。そやけど覚悟はできてんで」
五条「身内と殺し合いだよ?」
あなた「うちの1番は宿儺さん。宿儺さんを敵視する人はうちの敵」
五条「愛が強いね〜」
あなた「ほぼ依存やな笑」
上層部に命狙われるって言うてもな…実感わかへんしどないしよう……
あなた「まあ、あれやんな、殺しにかかってくるやつはそっくりそのままやり返せばええやんな」
五条「いいね、やられたらやり返す精神」
あなた「やろ?ところで悟くん、何勝手に乙女の部屋に入ってきてるん?出てって」
五条「冷たいね〜」
あなた「ほらでたでた」
今日はオフ…出かけよかな
あ、危ないか…
まあなんとかなるか
あなた「服が…全然あらへん……」
京都におった頃は着物ばっかやったしなぁ……こっちに来てからも普段は制服やし…
あなた「洋服買いに行くか…」
とりあえずあるやつだけで何とか…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!