あなたside
私は動揺していた
隆と宇野ちゃんがなんで2人で家にいたのか...
考えると鼓動が速くなり、苦しくなった
私は落ち着こうと家から少し離れた会社の近くのカフェに来た
温かいカフェラテが冷えた心に染み渡った
私は友達にLINEしてみたけど、泊めてくれそうな子は居なかった
私はスマホで今夜泊まれそうな場所を探す
タクシーに乗り、真ちゃんの住むマンションに着いた
ガチャ
部屋のドアを開けると真ちゃんらしく片付いたキレイな部屋だった
私は親子丼とスープとサラダとフルーツを用意してテーブルに持って行った
その後、ごはんを食べながら真ちゃんと色んな話をした
真ちゃんてけっこう喋るんだなぁと思った
話も楽しくてあっと言う間に時間が過ぎていった
結局、時間も遅いから泊めてもらうことにした
私は先にシャワーを使わせてもらい、早めに出て真ちゃんに声を掛けた
そう言って真ちゃんはシャワーを浴びに行ったから、私も寝室へ向かった
端と端でも同じベットには変わりないんだけど...
ちょっぴり罪悪感を感じつつ、真ちゃんの優しさに甘えることにした