あなたside
家に帰って来て玄関のドアを閉めた瞬間、隆に抱きしめられた
私はまだ心の中がもやもやしてたから、自然と隆に冷たい態度になっていた
リビングに行き、コーヒーを淹れてソファに座る
隆が私の顔に近づいて、キスしようとしてきた
そう言うと私は慌てて準備をして外に出た
自分の心の中を隆に言えたら楽なのに...
ワガママだって呆れられるかな...
隆のこと、好きになりすぎて苦しいよ
素直になれないし、何も悪くない宇野ちゃんにやきもちをやくなんて...
私は涙が目から溢れそうになるのを、必死に我慢した
私は食材を買って、隆の待つ部屋に帰った
リビングの方から隆以外の声がする
誰だろう?男の人っぽいけど...
...ガチャ
私はそう言ってキッチンに向かった
正直、隆と2人になりたくなかったから、真ちゃんが来てくれて良かったー...
私は急いで準備して料理をテーブルに運んだ
3人でしばらく食事をしながら話をして、真ちゃんが帰る時間になった
パタン...
ドアが閉まって隆と2人きりになるとまた重い空気が流れる
真ちゃんが来てくれて良かった
明日は一日休みだからゆっくりしよう