第22話

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2020/05/26 12:32





「濱ちゃん、っていうんですか」





崇裕「そうそう、よろしくなー」









風磨くんの家へ帰る途中に


はじめてあう、濱ちゃんに挨拶。





ひさしぶりに、
 
しげおかさんと

じゅんたさんにもあう。









 









連絡がちゃんとされていたようで



風磨くんの家の前に、風磨くんが

そわそわした様子でたっていて。









「 風磨くん、!」








風磨くんはすぐに私に駆け寄って


しゃがんで、目線をあわせた。









風磨「あなた…!

怪我してないか!?


痛いとことは!?」









「 ん…大丈夫、です」









風磨「…よかった…」









 







風磨くんに、ぎゅう、と

痛いくらいに抱きしめられる。








いや、痛いんだけど

なんか、その痛みも幸せっていうか…。









大毅「…お前、一般人の女の子

巻き込んで、どうすんの


 
身代わりにこの子差し出すとか

最低やろ」









「 ちがっ…、風磨くんは何もっ」








風磨「…いや、今回のことは


俺の責任だ」









風磨くんは私から一メートルくらい

距離をとって

深く頭を下げた。









「 そんな、やめてよ風磨くん…」









頭をゆっくりあげると


しげおかさん達にむかって









風磨「…ありがとう、



あなたを保護してくれて
 


…巻き込まれなくてすんだ」









 
わ、私、保護された身なの…?


ていうか、巻き込まれなくて、って…。









風磨くんに聞こうと、

 
顔をあげたとき、









大毅「あなたちゃんは何も

心配せんでええ
 









嘘つきに罰を与えただけや」









嘘つき…?









「 …それって…どういう… 」



















「おい!待てよ!」







健人さんの声、


そしてこっちに向かってくる人。









それは以前、家に来ていた




ミヤビさんの、そばにいた男の人。









「 …大吾さん…?」






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