そんなこんなで










色々なことを考えていたら、











あっという間に、










宝石学園前という










バス停についてしまった。

気合いをいれて










頑張るぞー！！！











えいっ！えいっ！おーーーっ！！！！

事前に説明をされた通り、











まっすぐ職員室へ向かった。











生徒の視線を感じた気がしたが、











気のせいだろうか？？

まぁ、気のせいに違いない！！











周りの目は気にせず、










職員室へと向かった。

無事に挨拶もでき、











今から私の担当するクラスの










音楽の授業に向かうところだ。










が、

なんと、











なんと、











なんと、、











宝石学園は、










男子校だったみたいだ。

女子校出身、










恋愛経験はもちろん0、










男子への免疫なんてない私が、










男子校で教育実習、、、、










どーしてくれるのよ、、、、










しかも、










ここの先生は、










ベテランが多くて、










若い先生は私くらい、、、











さっきの生徒からの視線は、










気のせいとかじゃなくて、








私が若くて女の人で、










レアキャラだったからなのか……
















そんなことをぼんやりと考えて













ただひたすら階段を上がっていたら、










屋上まで来てしまっていた。










生徒じゃないし、










屋上行っても平気だよね、











屋上の重い扉を開け、










屋上に一歩足を踏み入れた。










風が気持ち良かった。










思わず










フェンスまで走っていた。

人気のない屋上なら、











堂々と叫べる。










そう思った私は、










思わず大声でそう叫んでいた。

不安なことに変わりはないが、










少しばかり、










気持ちが楽になった。










ような気がした。

気のせいだろうか。











どこからか











声が聞こえてきた。

誰もいないはずの










屋上なのに……

もしかして、










今の恥ずかしい叫び、










聞かれちゃった……？？

でも、











ここから恋がはじまったりして！！










それは、完全に











恋愛系のドラマとかの見すぎか、、











にしても、











一体誰？？

シーン

誰に向かって話してんだ











私は、、、、、、

また聞こえた。










空耳、、？？？











でも2回も？？










え、










屋上で亡くなってしまった子の










亡霊とか、、、、、











いやまさかね、、、


















その時、











急に冷たい風が










ビューっと吹いてきた。

なんだか嫌な予感がした。










逃げるように、










ドアに向かった。










が、










建付けが悪く、










なかなか思うように開かなかった。










うわぁぁぁん、、










こんな怖い時に限って、、、










神様は意地悪なんだから、、、

その時、










後ろから声がした。










さっき聞こえた声にそっくりだ。









思わず足の力が抜けた。

謝罪しながら










後ろを向くと、










制服を着た1人の青年が立っていた。











180cmくらいあるだろうか、










肩幅が広く、ガタイも良い。











ひぇ〜、、










男子高生ってこんな感じなんだ、、、











思わずぼーっと見ていた。

めっちゃ舐められてる、、、、










バカにされたけど、










ずっと無表情だった顔が











少し緩んで、











その笑顔は、










とても可愛らしかった。

私は這うようにして、











謎の青年に譲った。

そうすると、










私が開けるのに、










あんなに苦労していた扉を










片手でいとも簡単そうに開けた。

そう言って










スタスタと去っていってしまった。










コツは教えて貰えなかった……

なんとしてでも口止めせねば、、、










と言うより、










授業に遅れてしまうから、










急がなければ、、、、、










あーーー、










まだ何も始まっていないのに、










なんだか嫌な予感がした。










嫌な予感ばかり、










的中するが、











この予感が










どうか外れますように、、、、










































































𝐧𝐞𝐱𝐭…🧸𓈒 𓏸