次の日の放課後
あなた)あ、あの…屋上に来てもらっていいですか
猪狩)わかった
屋上
あなた)あの、、昨日はありがとうございました!
猪狩)別にたまたま聞こえただけだから
もういい?
あなた)あ!あの、わ、私と付き合ってください!ずっと好きでした!
猪狩)君もそーゆー子だったんだ
ごめん、無理
そう言って帰ってしまった
その後ずっと泣き続けた
次の日
学校に着き机に何か書いてあるのが見てた
机には『お前なんて消えろ!』『死ね』などが書いてあった
これを書いたのはこの前の女子たちだろう
周りのみんなはクスクス笑ったりしていた
私は動けず立ち尽くしていたら
女子)キャー!猪狩おはよう!
猪狩)おはよ
え?
お前大丈夫?
猪狩くんに見られてしまった
私は咄嗟に逃げ出してしまった
女子たちはクスクス笑っていた
逃げ出してトイレに入った
涙が止まらなかった
チャイムが鳴り一時間目が終わった
私はずっとトイレにいた
すると笑い声が近づいてきた
嫌な予感しかしない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!