澤村「後輩の着信音がやばい。」
黒尾「なにそれw 」
澤村「日向の携帯は『ピタゴラスイッチのテーマ』
急に、『チャチャッチャチャッチャチャッチャ♪ 』って言われた時のビビリはやばい。
いつの間にゴールしたのかってなる。」
黒尾「へー。チビちゃんがねぇ。まあ似合ってるんじゃない? 」
澤村「あぁ。まだこれは序の口だ。
田中の着信音は『おら東京さ行くだ』
着信が鳴り響くとそれに合わせてどじょうすくいの踊りをするんだよ。」
黒尾「それはやばいww 」
澤村「あとはみんな普通なんだよ。
あ、影山は『なんでやねんねん』だけどな。
んでさ、俺が1番困るのが西谷の携帯。
『法螺貝の音』が響き渡るのは……。あれはなんなんだ? 出陣か?
試合会場で鳴らされると、青城とか伊達とかの奴らが集まってくるんだよ。
俺らが勝つっ! ってさ。」
黒尾「うん。うん。俺は影山クンのなんでやねんねんが1番気になるわ。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。