あなた「あのですね...」
黒尾「はい」
あなた「向こうの試合見てました...
いやね?梟谷との練習試合って結構多いじゃん?
だったらあまり見る機会がない烏野とか稲荷崎
見ておきたいなって......」
黒尾「......それだけか?」
あなた「はい」
黒尾「はぁぁぁぁぁぁ.........」
あなた「うおっ...どした」
黒尾「おじょーさんねぇ...俺本っ気で心配したからね?!
でも、よかったわ」
あなた「よかったって?」
黒尾「何か大きなことを1人で
抱え込んでるんじゃないかって
おジョーさんそういうとこあるから」
あなた「.........別にないし」
黒尾「いーやある、1年の頃そうだったろ」
あなた ピクッ
あなた「......じゃあもう少し寝させて」
黒尾「おうおう、よく寝ろ」 ナデナデ
あなた スヤスヤ
黒尾「寝付くの早...
俺みたいな男の前で、なんでそんなに無防備に寝るんだか」
黒尾 額に٩(๛˘ -˘)۶キス
黒尾「.....本当に1人で抱え込み過ぎるんじゃねぇぞ」
夜久「よぉ...あなた寝たか?」
黒尾「ご覧の通りですよ」
夜久「そっか...よかった」 ナd((パシッ
夜久「......なんだよ」
黒尾「いやいや、お前こそ何やろうとしちゃってんの?」
圧) (圧
あなた「んうぅ...」
ビクッ
黒尾「寝返り打っただけか」
黒尾「そういや、梟谷とはどうなった?」
夜久「負けたよ、なにせ主将がどっか行っちまうんだから」
黒尾「それはすみませんでしたー」
夜久「あともうひとつ、公開試合
勝利が多いチームは丸一日休憩貰えるってさ」
黒尾「マジ?」
夜久「マジ
でも、全体的に同じくらいだったからな
参加チーム全部休めるって可能性もあるって訳だ」
黒尾「だとしたら、監督たち朝まで飲むなw」
夜久「違いねぇw」
チラッ
黒尾&夜久(あなた、出来るだけ早く元気な面を見せろよ)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。