第4話

3羽
1,127
2023/01/19 21:42
『ラウ〜、帰ろ』





ラウール「ごめん!僕委員会ある!」





あ、そうだった





ラウ委員決めで、学級委員になったんだ





ラウール「朝喋ってた子と帰りな?」


『やだ』(即答)





ラウール「んー、一人で帰るの危ないからなぁ…」





『もう高校生だし、大丈夫だもん…』





重岡「あなた〜!!」





なんか来た





重岡「一緒帰らへん?」





ラウール「あ!もしかしてあなたの友達!?」





重岡「おん!せやで!」





『違う、こんなの友達じゃ無い』





重岡「え、俺めっちゃ友達や思うてたで笑」





『だって、顔見せたら一生関わんないって言ってた』





重岡「そんなん言ってへんよ」←






『………もういい一人で帰るから』





重岡「じゃあ明日は一緒帰ろな」





『一生関わんな…!』





ラウール「んふふっ、仲いいじゃん〜」





_____





やっぱ男多い





男しかいないな男子校←





「にゃ〜」





『ん?』





猫の声?





校舎の裏から聞こえたよね





『……行くか、』





校舎裏の茂みを漁ってたら小さい子猫が一匹いた






『なんで濡れてんの?』





子猫は、水で濡れてて寒そう





小刻みにぷるぷる震えてるもん





『温かいか?』






持ってたタオルで子猫を包む





『明日の朝ご飯持ってくるから』





『それまでは死ぬなよ…』




子猫を雨が降っても当たらないような所に置く





"じゃあね"と言って帰ろうと、立ち上がって後ろを向くと何かにぶつかった





『…邪魔なんだけど』





?「あの猫めっちゃ濡れてるじゃん」





?「もしかして君がタオル巻いてあげたの?」





『そうだけど…』






?「ふーん」





?「てか何で顔隠してんの?」





?「フード取ってよ」





『却下……あっ』





?「えっ!めっちゃ可愛いじゃん!」





『む…、帰る』





?「ちょ、待った」





チャラ男を避けて帰ろうとすると、校舎の壁に押し付けられる




?「俺田中樹って言うんだけどさ」





『興味ない、離せ…』






ここで、ラウに以前教えてもらった事を思い出す





"変な人に絡まれたらまず大声を出すこと!"





『すぅ…』





大声を出そうとすると、口を塞がれる





樹「大声出さなくても何もしないって」 





"それができないなら睨んで威嚇!!"





"眉間にシワを寄せて、めっちゃ睨んで"





樹「なに、上目遣い?」





樹「マジで可愛いね」





樹「連絡先教えてよ」





『やだ』





樹「ふっ笑、ちょっと震えてんの可愛い」




『…震えてないし』





樹「強がっちゃって」





樹「本当可愛いねあなた"ちゃん"」





『…っ』




樹「あ、ごめん怒っちゃった?」





樹「可愛すぎてつい」




『田中嫌い』





樹「好きになってもらえるように頑張るわ」




『うるさい離せ』





樹「一緒帰ろ」





『嫌い』





樹「了解あっちね」





『手繋ぐな気持ち悪い』←

プリ小説オーディオドラマ