ひかりに包まれたあと 、
わたしは空にいた 。
瞬時に 、‘ ここはセカイだ ‘
ということを理解した 。
なんだかミクは 、さっき会った時
よりキラキラしている感じがした 。
そう言うと 、ミクは 、
光の中へと消えていった 。
歩くと 、 「 ちゃぷ …… 」
と水面のような音がする 。
見てみれば水たまりを踏んだ時に
できるような円ができていた 。
なんだかそれが無償に楽しくて
わたしは歩き回った 。
足元には綺麗な晴天が映っていた 。
数分後 、シャラララ という
音がどこからか聞こえた 。
すると 、光の中から” 4人 ”
が 、でてきた 。
その 、4人が ──────
まさかの 、小豆沢さん花里さん
天馬さん星乃さんだった 。
此方に気づいたのか 、星乃さん
が此方へ駆け寄ってきた 。
そう 、わたし含めるこの5人は 、
あの事件でユニット内唯一
巻き込まれなかった5人 。
だから 、たまに会って情報収集を
一緒にしたりしている 。
星乃さんの綺麗な瞳が揺れる 。
それと同時に 、ミクが口を開いた 。
天馬さんが少し蔑むような
目つきでミクを見る 。
こんな人だったけ と 感じる 。
2人が顔を強張らせる 。
わたしも 、すこし肩に力が入った 。
ミクが震えた声で 、頭を下げる 。
なんだかそれが昔のわたし
みたいで 、少しだけ ´ 重なった 。
きっと 、「 何もできなかった
私を信じなくても良い 。 」
と言っているんだな って 感じる 。
けど 、わたしはそう思わない 。
ミクは 、希望を与えてくれているから
その表情が わたしの目に焼き付いた .


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。