第4話

第3話 あなたside
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2019/04/26 15:09
私には、一日も欠かさず聴き続けている曲がある。










中2、冬。












私と壱馬はいつものように壱馬の家でゲームをしていた。


そこで私はある曲を壱馬に紹介することを思い出して、イヤホンを差し出した。


あなた 「そうだ!ねね!壱馬っ!!」

壱馬 「?...」

あなた「はい!聴いて!」

そう言うと壱馬は黙ってイヤホンをつけて聴いてくれた。









私がこの歌を聴かせたのには、ある理由がある。










物語が僕を拒んだって


誰かが運命を定めたって


会いに行くよ


どこにだって


探し続けるよ


出会えた頃とまた同じように


恋するよ










そう、まさにこの歌詞は私だ。




















私の、あなたへの想い。








届くことの無い、この想い。















わたしは壱馬がどんなに遠いところにいたって、住む世界がちがくたって、壱馬が好き。壱馬だけを好きでいれる自信があった。
















初めて壱馬に会った幼稚園の入園式。







そこで私は壱馬に恋をした。


























その時から今までずっと、片思い。














私じゃ無理なの。駄目なの。














終わらせたいけど終わらせることの出来ない、切ない恋なの。







もう、二度と会えることはないのかな...


















会いたい。

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