13話《📦》リクエスト と同じ設定
シェアハウス
年齢はお好きなように
どうぞ
あなたside
あの事件(13話参照)があって以来
5人は何故か私に構うようになってきた
前から構ってくれてはいたのだけど
なんせ距離感がおかしい
和也さんとゲームをやっている時には肩が触れ合う近さで
(ゲームが上手くないから教えて貰ってる)
潤さんと料理を作る時は後ろから覆いかぶさってくる
(私に力がないから)
雅紀さんとキャッチボールする時はとにかく近い
(投げ方を教えて貰ってる)
翔さんに勉強を教えてもらう時は常に足が当たってる
(私が馬鹿だから仕方ない)
智さんと絵を描く時は手がぶつかりまくる
(同じタイミングで物をとるから)
というふうに、何故か異常な程に近い
この説明で上手く伝わったのか…なんて考えていると
智さんが後ろから顔をのぞかせてくる
みんなの距離感がおかしいっていうより、私がへなちょこすぎて嘲笑われてるのかもしれない
私がソファーに座っているだけで両側から迫られる
智さんが後ろから腕を回してくるから3方向だ
そして何故か始まる褒め大会
何も出ないですよ!?と最初は抵抗したものの
今では少し優越感
3方向から声が聞こえて混乱する
なんて答えればいいか迷っていると
和也さんと潤さんが目の前に座った
智さんに耳元で囁かれて顔が赤くなる
これ以上もないくらい縮こまって居ると、
翔さんに耳元で笑われた
いつものようにワチャワチャした時間が訪れる
私は早くなった心臓を抑えようと顔を背けると
5人が王子のように私の前に跪いた
今起こっている状況が理解できなくて
でも嬉しくて
熱を出して倒れそう
それぞれのことを始めるみんな
私は頭の中が爆発してソファーに倒れた
ーーーーー
5人から迫られるって…なんぞ?(混乱)
そんなん妄想したら消滅してしまうわ!!
おっと失礼しました
みんながどうやって告白するのか…ね。うん。
リクエストありがとうございました!
〜〜〜〜〜
今貰ったリクエストに全部答えることが出来ましたので
リクエスト再募集させていただきます〜!
どこのコメントでもいいので、ぜひどうぞ!
ではまたっ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!