従兄弟設定


あなた 23
和也 21


どうぞ

あなたside



今日は晴れ


快晴には届かないけど、いつもより晴れている



そんな中、私はいつもの駅で彼を待っていた

付き合って半年となると、手を繋ぐくらい普通にできる

増して従兄弟だし、昔から面倒を見てた身だから余り変わらないように思える



ノープランで始まったデート

約束した1週間前から今日までのことを話しながら歩いていると、あるものに目が止まった

彼の手を引っ張ってあるものを買いに行く



私の目を奪ったのはクレープ屋さんだった

お金を払うために手を離そうとしても力強く握られていて離せない


和也の方を見るともうお金を出していた

言い直して顔が赤くなっている和也


クレープを受け取ってもまだ赤いままだった

面倒くさそうな声とは裏腹に嬉しそうな顔の和也


私たちはゲームの話をしながら動物園に向かう

お金を渡した和也はチケットを受け取り私に握らせる


ゲートをくぐると動物園特有の匂いが漂っていた

小動物コーナー


和也の指差す方を見ると、ふわふわの可愛らしい子うさぎが飛び回っている


うさぎの性格は…繊細で臆病。甘えっ子でやんちゃらしいけど、個体によって変わるらしい

……私と真逆じゃん

いとこだけの関係の時は見せてくれなかった笑顔


とろん、ととろけるような優しい顔だ

テンパってる私にそっと近寄ってくる和也に余計焦る


私が指をさした先はモルモット

それを見た和也は少し不思議そうな顔をした

モルモットの性格は臆病で穏やか

警戒心は強いけど好奇心旺盛で、人懐っこい

飼い主に慣れると甘えてきたり、スキンシップを求めてくるらしい


動物が好きな私は少しの知識を話す

いや、和也そっくりじゃん…

手を握る力が強くなったかと思うと、熱い何かが唇に触れる

気がついた時にはキスをしていた



幸い人は少なく、誰にも見られてない

そう言って笑う和也の耳も赤色

突然のことに固まっていると彼が恥ずかしくなったのか、手を引いて歩き出した

時刻は午後5時を示している


秋になりかけているこの季節は、少し日が落ちるのが早くなった気がする



あれから私達は動物園を満喫して、和也の兄弟へのお土産も買った

珍しく、2人おそろいのキーホルダーも。

帰り道、もうすぐ沈み終わる夕日に照らされて彼は話し出す

当たり前のことを聞いてくる彼に私は笑う

夕日はもう沈んだ


私たちはお土産を片手に繋がっている手を握り直した

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晴れの日のデート…あ、そもそもデートしたことねぇからわかんねぇや！


なので適当です！すみません！！！


リクエストありがとうございました！

またのリクエストお待ちしております🙇‍♀️


ではまたっ！！！