代表とナヒおんに以外の皆さんは隣の部屋へ移り
部屋には私とナヒおんにだけに
見計らったかのように秘書の方がコーヒーを持ってきてくれた
そのコーヒーを1口頂く
口いっぱいに豆の香りが広がり
程よい苦味を残して喉の奥へと入っていった
それだけ値段のするものなんだろうな…
コーヒーを見つめて目をまん丸にしているおんにを見る
すると申し訳なさそうな顔をする
下を向いてしまったナヒおんにを見て
クスリ、と笑う
パッと
花が咲いたように明るくなる顔
何でこんなこと言っているのか?
それは私にも分からない
何となく
「マーガレット」が思い浮かんだだけで
それが勝手に口から飛び出しただけで
ほとんど意味はない
その言葉に笑顔を作ってくれる人がいるなら
悪い雰囲気を良くしてくれる力を持つなら
なんだっていいかな…
私達は時を忘れて話し合った
花から派生して
母の日に何あげたとか
小学校で育てた花を1週間で枯らしたとか
ガチャ
時を忘れて、とは言ったはものの
たったの15分しか経っていなかった
ニッコリ笑っておんにとアイコンタクト
椅子から立ち上がって
隣の部屋へ行こうとしたら
手前にいた皆さんと目が合う
何を考えているのか
全く分からない顔
何を話したんだろ……
心に引っかかるものを残したまま
隣の部屋へと駆けていく
皆さん、投票ありがとうございました!
結果
入れる、が多かったので入れたいと思います!
しかぁし!!!
前回言ったように、私イチャコラを書くつもりはまっったくございませぬ!!
あくまで私の趣味に偏らさせて頂きます。
思ったのと違う……
ってなるかもしれないですけど、
広いハートで許して下さい😆
改めまして
これからもよろしくお願いします!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。