第99話

宮舘涼太
9,806
2021/06/11 01:36
あなたside
♡
涼太〜
宮舘涼太
宮舘涼太
なに?
♡
構ってほしい
宮舘涼太
宮舘涼太
だめ。今料理中
私の彼氏は、涼太。


私より年上で頼りになる彼氏
そんな彼氏に構って欲しくて、私は抱きついた
宮舘涼太
宮舘涼太
だからさ。今包丁持ってんの
♡
置けばいいじゃん
宮舘涼太
宮舘涼太
置けばって…。ご飯の時間遅くなるでしょ
♡
やーだー!
私の様子を見て、涼太は、はぁ。とため息をつく
♡
え?なに?呆れた?
宮舘涼太
宮舘涼太
いや別に。
涼太は、私を無視して料理を続ける
宮舘涼太
宮舘涼太
あなた、ほんとに危ないからあっちいってて
宮舘涼太
宮舘涼太
料理しにくい
その時、私はカチンと来てしまった
♡
…分かった。
宮舘涼太
宮舘涼太
うん、ありが
♡
涼太は私が邪魔なんだね
宮舘涼太
宮舘涼太
いや、そういう訳じゃなくて
♡
もーいいよ
宮舘涼太
宮舘涼太
いやほんとに意味わかんない。
宮舘涼太
宮舘涼太
なんでそんなことでキレてるの?
♡
涼太はわかんないよ。私の気持ちなんて
宮舘涼太
宮舘涼太
分かるよ。
♡
は?笑
♡
分かってないじゃん笑
宮舘涼太
宮舘涼太
何に対して怒ってんの?
♡
もういい私今日は帰る
宮舘涼太
宮舘涼太
え、は?ちょっ
私は、涼太の家を出ていってしまった
切り取り一

夜道を歩く私。
今月もやっちゃった…
なんで生理ってこと言わないのかな私…





私は生理になるとものすごくイライラしてしまう。




涼太に当たっても良くなるわけないのに
♡
はぁ……ほんと…私ってダメだ
私は、ビルとビルの間でうずくまってしまった
♡
お腹痛い…
♡
…涼太…
ねぇねぇおねーさん
♡
…?
キリトリ______
宮舘side
宮舘涼太
宮舘涼太
あなたが家を出ていった




俺は火を止めソファーに腰掛けた
え、どういうこと…。あなたってあんな短気だっけ…
宮舘涼太
宮舘涼太
まじ意味わかんねぇ…
久しぶりの喧嘩。



やっぱ傷つくな。
宮舘涼太
宮舘涼太
俺、間違ったこと言ってないよね
うん、間違ってない…はず
自分に自問自答する。
ふと、カレンダーを見る
宮舘涼太
宮舘涼太
…あ。待て。
宮舘涼太
宮舘涼太
あなた…レディの日じゃん
宮舘涼太
宮舘涼太
…しかも2日目…。
宮舘涼太
宮舘涼太
…!
俺は何かに気づき咄嗟に上着を持って家を出た
キリトリ_____
あなたside
ねぇねぇおねーさん
♡
…?
おねーさんさ、涼太の彼女じゃない?
♡
え、なんで知って…
だって俺、メンバーだもん
♡
…あ
♡
渡辺さん…
渡辺翔太
渡辺翔太
ご名答
渡辺翔太
渡辺翔太
んで、どーしたの?こんな所で
渡辺さんは、私と目線を合わせるようにしゃがむ
♡
涼太と喧嘩しました
渡辺翔太
渡辺翔太
どうして?
♡
渡辺翔太
渡辺翔太
言いたくないならいいんだけどさ
渡辺翔太
渡辺翔太
きっと大丈夫だよ
♡
…そうなんですかね…
渡辺翔太
渡辺翔太
この状況だと、結構反省してるんだね
♡
私が全部悪かったんです
渡辺翔太
渡辺翔太
そっか。
渡辺翔太
渡辺翔太
…うん
♡
…グスッ
私は渡辺さんの優しさで思わず涙が出る
渡辺翔太
渡辺翔太
勘弁してよ笑
俺が泣かしたみたいになるでしょ笑
♡
ごっめんなさい…グスッ
渡辺翔太
渡辺翔太
はいはい泣き止め泣き止め
 渡辺さんは私の頭にポンっと手を置く
渡辺翔太
渡辺翔太
君の王子様が来たよ
♡
…え?
♡
りょ…た…
宮舘涼太
宮舘涼太
ハァッ…あなた…ハァッ
渡辺さんの後ろには息を切らして上着を持った涼太
渡辺翔太
渡辺翔太
涼太、あとはよろしくね
宮舘涼太
宮舘涼太
ごめんね、翔太…。ハァッ
宮舘涼太
宮舘涼太
ありがと
渡辺翔太
渡辺翔太
ん。
渡辺翔太
渡辺翔太
じゃあね彼女さん
渡辺さんはご機嫌になり帰って行った
♡
涼太…
宮舘涼太
宮舘涼太
あなた、
宮舘涼太
宮舘涼太
ごめんね
♡
えっ
涼太は、私に上着をフワッとかけ、抱きしめた
宮舘涼太
宮舘涼太
あなた、しんどい日だよね
宮舘涼太
宮舘涼太
ごめんね、気づかなくて
宮舘涼太
宮舘涼太
それなのに酷い言葉かけちゃった…
♡
いや…、私の方がゴメンだよ。
♡
言わなかった私が悪いの
宮舘涼太
宮舘涼太
あなた今お腹痛いでしょ
♡
…なんでそれ…
宮舘涼太
宮舘涼太
だって、いつも2日目はあなた顔色悪いもん
宮舘涼太
宮舘涼太
帰ろ。
♡
…うん
宮舘涼太
宮舘涼太
ほら、乗って
私は、涼太におんぶをしてもらい家まで歩く
涼太の背中から見る首筋には汗が残っている



あぁ。走ってきてくれたんだ。
宮舘涼太
宮舘涼太
っ!
宮舘涼太
宮舘涼太
どーしたの?
♡
んふふ。なんでもない
♡
ずっとこーしたかったの
私は、思わず涼太に巻きついている腕を強くする
宮舘涼太
宮舘涼太
可愛いお姫様だね
宮舘涼太
宮舘涼太
家に帰ったら、暖かいスープ飲んで一緒に寝よっか
♡
うん。りょーた。
宮舘涼太
宮舘涼太
なに?
♡
(ボソッ)大好き
私は、耳元で囁く
宮舘涼太
宮舘涼太
…ありがと
すると、ツンっとしているが、バレバレ
♡
耳赤いよ〜?笑
宮舘涼太
宮舘涼太
うるさいなぁ。
宮舘涼太
宮舘涼太
ほんと、今日あなたがレディの日じゃなかったら、襲ってた
♡
生理で良かったぁ〜〜〜笑
そんな話をしていると家に着く
涼太にソファーへ降ろされ



そのまま押し倒された
♡
んっ…はぁっ…////りょたっ…
宮舘涼太
宮舘涼太
チュッ
涼太の舌によって口をこじ開けられ、涼太の舌が入ってくる
♡
りょったぁっ…///////くるひっ…//////んんっっ…//////
私が涼太の胸をトントン叩くと涼太は離れる
宮舘涼太
宮舘涼太
あなた
宮舘涼太
宮舘涼太
生理終わったら
宮舘涼太
宮舘涼太
抱き潰すから
まさか、いつもロイヤルな涼太からそんな言葉が出ると思わなくて




私は顔を真っ赤にした

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