第7話

7話 狼賀アカヅキ
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2024/03/19 12:00 更新
手を挙げられたものの、俺はまだ警戒している。
まだ銃や刃物などを持っているのかもしれらないからな。
彼はマフィアのボス。表情とかも訓練しているだろうから嘘を見抜けない。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
なに、まだ警戒してんのか?
そう言うと、天井の方にある椅子から飛び降りてきた。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
よっと
そして俺の方に近づいてきた。
背は大きい方だと思ったが、今は相手の奴が圧倒的に大きい。そのまま投げ飛ばされそうな威圧感。
そして、彼の顔に嘘で塗ったみたいな笑顔。
でもこんな状況で笑顔ができる訳が無い。
俺は銃を後ろにむける。
でも、引き金には指をかけている。
なにかあったときのためだ。
暗鬼カグラ
暗鬼カグラ
聞きたいことがある。『表善学校』を知っているか?
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
ひょうぜん……?えっと、麻薬とか取り締まっている奴ら?
やっぱりわかっている。普通だったら誤魔化すはずだ。
暗鬼カグラ
暗鬼カグラ
あと、そこに散らばっている奴らは全員信用できるか?
俺は邪魔のように転がっている下っ端をみて言った。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
そいつらはガキの頃からずっとの付き合いだ。出入りする女は知らねぇけどよ
ここはホストクラブのような所だ。
色々な人が出入りするが、知り合いが怪しいやつをとっ捕まえるだろう。
それにしても不思議だ。このような者ならカイの方が話が合うだろう。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
お、なんか不思議に思ってんのか?
俺の考えを見透かしたように話しかけてきた。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
お前さんが人を探してんのか知らねぇけどよ。俺の話を聞くか?その会長との
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
会長はな、一ヶ月前くらいにここに来たんだ。
そう切り出した。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
俺様はな。こんな真面目がここに来るはずないって気になったんだ。そして、下っ端の奴が話しかけた。そしたらお前さんと一緒で俺様に話がしたいんだってよ
暗鬼カグラ
暗鬼カグラ
……(確かこの人は会長の推薦だったはずだ……会長となにかあったのか?)
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
そして、下っ端(こいつら)をさっさと片付けて俺様に行ったんだ。『君たちはこの学園の違法を犯した。よって去ってもらう。』ってな
暗鬼カグラ
暗鬼カグラ
…違法?
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
校則みたいなもんだ。そしたら……
桃春ユウキ
桃春ユウキ
『君は表善の奴と連絡を取り合った。それによって、退学だ。』
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
まあ、証拠という証拠が不安定だったから、大丈夫だったんだけどよ
そういって、新しい飲み物を飲む。静寂の中、氷の音が響き渡った。カラン、コロンと、暑くないのに、首から汗が滴ってくる。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
だからあんたみたいな奴が入ってこないように警備を強化したんだか……まさかあれを破るなんてな。想像を遥かにこえるバケモンみたいだ
話し方、表情、声のトーン…全てが嘘をついているように見えない。
暗鬼カグラ
暗鬼カグラ
そうか。ありがとう。
狼賀アカヅキ
狼賀アカヅキ
はっ!気に入った!手が足りないならいつでもこいつらを貸してやんよ じゃ、元気でな
暗鬼カグラ
暗鬼カグラ
報告は以上だ。
屋上に集合したときに俺は結果を伝えた。

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