第673話

6,117
2020/12/15 12:56
ジュン
ジュン
あぁ、、寒い
ウォヌ
ウォヌ
ホシウジ、帰って来ないな
ジュン
ジュン
そうだね、見つかってると良いけど…
そうやって心配をしていると…
ウジ
ウジ
遅くなった、ごめん
ウォヌ
ウォヌ
おかえり
スニョン
スニョン
あなた、、居なかった…ッ
ウジ
ウジ
今日はもう寝るぞ
ジュン
ジュン
え、でも、、まだ…
ウジ
ウジ
だめ、俺らが倒れたらあなたを探せる人は減る
ウジ
ウジ
逆効果だろ?
スニョン
スニョン
少しだけ、、寝ようか











一方
u
助けて、、!!
もうそろそろ体力の限界なのかもしれない
私の声はきっと誰にも届かない
こんな街に、誰も来るはずない
u
、、やだ…、、会いたいよッ
ずっと心のどこかに隠してた思い
どうしよう、、溢れて止まらない
さっきまで冷静なはずだった
ただただ今は皆に会いたい
いつもみたいに抱きしめて欲しい
u
誰か、、…
u
気づいて…ッ
u
助けて、、…
私の存在に気づいて欲しかった
声が枯れるまで叫びつづけようと思った
そんな時…!
u
えっ光…?
懐中電灯みたいな光が二筋
誰か居るかもしれない
そう思った私は今までより根気強く叫んだ
誰かが私の存在に、気づいてくれますように
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