《テヒョンside》
みんなで個室のあるお店にきた。
みんなで順番に部屋の中に入って
どこに座ろうかと悩んでいると...
グクが「ヒョン、俺の隣に座ってください」と腕を掴もうとした時に
「ジンヒョンは俺の横でいいだよ」
と俺がジンヒョンの腕を掴んだ!
ジンヒョンはビックリしてたけど
黙って俺の隣に座ってくれた。
ジンヒョンが俺の隣でニコニコしてる。
抱きしめたい!
ギュッってしたい!
そう、俺はジンヒョンと付き合っていたことをやっと思い出せた。
ご飯に行くとなって服を着替えに部屋に行った時にさっきのジンヒョンのことを考えながら歩いていると廊下でシュガヒョンとぶつかって転んでしまった。
その時に思い出した。
その時は、なんでこんな大事な事を忘れていたんだ。
どんだけジンヒョンを傷つけた?
それからは早くこの事を伝えたくてしょうがなかった
でも、
二人の時に話をしたかった...
みんなでの食事は久しぶりで、
結構みんなお酒も飲んで解散することになった。
俺はジンヒョンに
「ちょっとあとでジンヒョンの部屋に行ってもいいですか?」
と耳元で言うと、「ん?いいよ」と笑顔で言ってくれた。
そして、
みんなで宿舎に戻った
つづく
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。