ちゃんと言ってよ...の続編です!
ジンside
テヒョンが風邪をひいた!
そう、
この前、僕が風邪ひいて
テヒョンが部屋まできてくれた。
その時にうつったと思う。
テヒョンは「違う」って言いはってるけどね。
今日は仕事休みだったから良かった
「テヒョン、ちゃんと寝てる?」
僕は水と冷たく濡らしたタオルを持ってテヒョンの部屋に入った
「寝てますよ。そんなに酷くないのに看病なんていいですって」
と笑ってはいるが、少し辛そう
「寝てないとダメだろ?明日は日本に行くんだから、今日はゆっくりしてないと」
と少し強めにいい、布団をかけ直しテヒョンのおでこにタオルを置く。
「冷たくて気持ちいいです」
とテヒョンはニコニコして、布団の隙間から僕の手を握ってくる
「他のみんなに言わなくて良かったの?」
「いいよ。心配させるだけだし、ジンヒョンが居てくれたら俺はそれでいいから...ジンヒョン、少し寝てもいいですか?」
「いいに決まってるじゃん!」
僕が笑顔で言うと、テヒョンは目を閉じ寝始めた。
僕はそのあいだに起きたらテヒョンが食べれそうなものを作っておこうと思いテヒョンの手を離し部屋を出た。
料理を作り終え起きて、ソファーでウトウトしていると...
「ジンヒョン、こんなとこに居たんですか?居ないから何処いったのかと思いましたよ」
とテヒョンがさっきよりも少し元気そうに笑顔で僕の横に座ってきた
「あー、起きたらお腹すくんじゃないかと思ってご飯作ってたんだよ。テヒョン、体調はどう?」
「ゆっくり寝たから、スッキリしてます。ジンヒョン、ありがとう」
僕の横に座ってきたテヒョンが嬉しそうに僕のおでこにキスをした
そのあと、
僕が作ったお粥を美味しそうに食べてくれた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!