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第3話

突然の…
~ あなた side ~





「いらっしゃいませ〜!何名様でしょうか?」

「3人で」

「かしこまりました!」





仕事帰りのサラリーマンたちが集まる居酒屋。


この時間からだんだんと忙しくなってくる。





「ごめんあなたちゃん、お客さん案内してもらってもいいかな?」

「はい!わかりました!」





この時は何も考えていなかった。


自分の身に降りかかってくることを。





接客をしようとレジの元へ向かうとき、
どくんと胸が鳴った。





「っ……」





思わず、その場にしゃがみこむ。





別に痛いわけではない。


なのに、なぜかものすごく胸騒ぎがした。


それでも、そんなことで止まってもいられないから、接客待ちの客の元へ急いで移動する。


しかし、その胸騒ぎは収まるどころか
だんだん強くなってくる。





「っ……はぁ…」





なんとか耐えて、レジに向かった。





「いらっしゃい、ませ、、、!」

「っ!、、、」





接客するつもりだった客と目線が交わったとき、
脳が痺れるような感覚があった。


その人とは目線を外すこともできず、
ただ見つめ合う。


すると、突然体中が熱を持ちはじめた。





「んッはぁ、、あ、、、」





脚に力が入らなくなって、その場にしゃがみこんでしまう。



おかしい。ヒートの時に似ている。



でも、この前ヒートは終わったばかりなのに……





「ちょっ、誰か!この店員、オメガだろ!どーにかしろよ!!」





そうだ。私はオメガなんだ。


ヒートになってしまえば、
周りに迷惑をかけてしまう。


でも、今はもう自分ではどうすることも
出来なかった。



今はただ、目の前の人のことが欲しい。