お昼
ラウ)あなた〜ご飯食べよ!
「あっ、らうー
うんちょっと待ってー!」
ラウールside
僕があなたをお昼に誘った時、
あなたは阿部と凄く楽しそうに話してた。
僕に見せる笑顔とはまた別で、
もっと目が輝いていて
いかにも 幸せですっ! って感じの
なんで?なんで僕じゃダメなの?
ずっとそばにいたじゃん。
あなたを守ってきたじゃん。
何がダメなの?
なんで阿部なの?
「らう?どした?具合悪い?」
ラウ)ううん!大丈夫!行こっ!
お弁当食べてる
ラウ)あなたはさ、阿部さんのどこがいいの?
「え!?どしたの?急に」
ラウ)いや、どこがそんなにいいのかなーって笑笑
「えぇー、阿部ちゃんわね…」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。