『 光岡 !! 』
光岡「 .. なんでここにいんの 」
心菜「 あ、鈴菜ちゃ~ん 」
君太「 鈴菜ちゃん !! 」
『 君太くんと心菜ちゃんも久しぶり ~ 』
光岡「 なんで弟達のこと知ってんの .. 」
『 うちのいとこと保育園同じなのさ !! 』
光岡「 そっか 」
『 あ、本題を忘れてた。これテスト勉強で使って ? 』
光岡「 いいの ? 俺にこんなことして 」
『 逆にダメなの ? 』
光岡「 いや、明智とかなんか言うんじゃないの 」
『 なんも言わないと思うけど .. ?
まぁこれ渡したかっただけだから、じゃあね !! 』
光岡「 あぁ 」
心菜.君太「「 ばいばぁい 」」
『 ばいばい !! 』
次の日学校に行くと案の定
みんな再テストの愚痴を履いてばかりだった
私は自分の席へ行かず光岡の席へ行った
『 おはよ !! 勉強してきた ? 』
光岡「 うん、ありがと。助かった 」
『 ううん、またなんかあったらいつでも言ってね 』
光岡「 .. ありがと 」
『 ううん !! 』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。