それからしばらく正義と話して家に帰った
そして大会当日
今日もお母さんは海外出張でいない
行ってもバレないだろうし…
私は思い切って大会会場に行った
向かう途中に結衣に会った
結衣「あなた…」
結衣「行かない…」
結衣「…え?行かないの?」
結衣「そっか…」
結衣「…うん!」
アイスを買い2人で食べながらブラブラしていると
田中「川崎、須田っ!!」
田中「良いからちょっと来なさい」
田中先生に着いていくと
病院の中庭らしき所に着いた
そこにはチア部の皆とおじさんがいた
病院の中を見ると戸塚先生が私達を見ている
田中「えっ、ちょっ」
病院の中を駆け回り戸塚先生を見つけた
戸塚「何で知ってるの…?」
戸塚「やっぱダメだよね。シングルマザーなんて」
戸塚「あ…」
戸塚「ううん。
あなたは十分良い子だよ」
2人で窓の外を見るとおじさんが走り出した
走るとカツラが後ろに取れかけた
戸塚「面白いね、あの先生」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!