秘書『社長駄目です…4時から大切な会議があるんですよ!!』
真:父『どうしても行きたいの!!
自分の息子の初デートを見届けたいの!!』
秘書『せっかく良い方に風が吹いてきたんですよ!!
ニ度と無いチャンスかも知れないんですよ!!』
真:父『4時までには帰るから!!』
秘書『そう言って帰って来た事、1度も無いじゃないですか……』
真:母『何してるの?』
秘書『お…奥様…』
真:父『真が初デート何だよ…
あの真の初デートをどうか見届けたくて…』
真:母『真が初デート!?どんな相手?私も見た~い!!』
真:父『そうだよね!でも会議で…』
真:母『なら私がやっといてあげるわニコッ
その代わり…真の初デートを見届けて私に報告して?
定期的に写真撮って送ってねニコッ』
真:父『有難う!!!!!』
秘書『奥様…毎度毎度申し訳御座いません。』
真:母『いいのよ。こうゆう人って事貴女も知ってるでしょ?
ふふっ…4時までに準備しましょうニコッ』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。