今日、彼氏が学校を休んだ。
課題と配布プリントを届けるために家へ
🏠 ピンポーン
…
ガチャッ
フラ〜ッ と私に倒れ込んできたジスは
とても熱く、不規則な呼吸をしていた
なんとか玄関から寝室まで運び、
ベッドに寝かせた
熱なのに、家に1人?
横になっているジスはとても辛そう。
これは私が看病するしか…!
いつもしっかりしてて大人っぽいジスが
今日はすごく弱っていて、
守ってあげたい と思った
ジスが眠ったのを確認してコンビニへ行き、
急いで戻る
薬を飲ませると、少し落ち着いたように
すやすやと眠るジス
可愛い…
濡らしたタオルで汗を拭う
薬が効いてきたのかな?
すっごくにこにこしてる…
私の頬をフニフニと摘んでくる
ジスの溶けてしまいそうな顔…
かわいいっ
頭を撫でてみる
私を見上げるジスは涙目だった
そっか、ずっと誰かに甘えたかったんだね。
寝ちゃった、、
時計を見ると19:45
…私もそろそろ帰らなきゃ
✉️ジスや、お粥食べてね。お大事に!
あなたより
机にメモを置いて帰った
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翌朝、学校に行くといつも通りのジス
あんなに甘々なジス、誰にも教えたくない。
たとえ本人だとしてもね?
私だけのひみちゅ!!
🐰
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!