頭のいいスンチョルくん
隣の席の彼は、とても優しい
そして私はスンチョルくんに片想いをしています
さすが頭のいいスンチョルくん!
考えることが違うね
さあ!私のテスト革命を起すんだ!届け!!
呆れながらも、練習してくれる
こんなに心優しい人他にいる??
真剣な目で見つめてくるスンチョルくん
もちろん、私も真剣だ
私は机にうなだれた
スンチョルくんが座ったまま私の手を握った
私も慌てて姿勢を正して、向き合う
うわ、その上目遣いはズルい。
答え、馬鹿な私でも分かる。
そんなの1つしかないでしょ?
ふわっとした彼の優しい笑顔に包まれた
テストは……今回もできそうにありません
🍒
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。