BTS本社の最上階。
ここで
BTSマフィアのボス ミンユンギ
リーダー、司令官 キムナムジュン
武器・爆薬作成兼ボス補佐 チョンホソク
情報屋 キムソクジン
があなたについて話し合っていた。
あなたはもう2日も部屋から出てこない。
戦闘はマフィアの中ではとても重要なものである。
とはいえ、戦闘部隊は500人ほどいるのだが……
やはり最高幹部のあなたがいなくては仕事が思うように進まない。
このことについて、ユンギは頭を悩ませていた。
この2人は、
諜報(スパイ)最高幹部 チョンジョングク
暗殺最高幹部 キムテヒョン
である。
あなたと仲が良く、お互いに信頼している。
ここの7人は、お互いを信用し、助け合っている。
ユンギはあなた含めた6人が集まった時、こう言った。
『過去のことはどうでもいい。これから作っていくのは未来のことだ。』
『いいか、俺らは全員幸せに今まで育ってきてねぇんだ。マフィアにいるってことはそういう事だ。人を殺すってことは、そいつの幸せ、そいつの周りの幸せを奪うってことだ。』
『でもな、』
『俺らはそれが仕事なんだ。誰かの幸せを奪っても、また生きていかなきゃならない。前を向かなきゃならない。』
『俺はみんな、一人一人孤独なんだ。独りだった。辛い思いをした。でももう大丈夫だ。俺らがいる。俺らは、』
『俺らはBTSだ。』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。