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第1話

はじめに
▼オメガバーズとは?

男性・女性の他にそれぞれアルファ・ベータ・オメガという三種類の特殊な性の設定により計6種類の性別が存在する世界観のことで(アルファ女性と、オメガ男性は両性具有)

正式名は「alpha/beta/omega dynamics」

狼などの群れを作る動物の行動や社会を人間社会に当てはめたものがベースとなっていて、この3つの属性が登場人物に付与されていることで同性カップルが成立し同性同士による妊娠や出産が可能な作品として描かれている。
▽アルファ性(α)

男女どちらでも生殖器官が発達し精子を生み出す事ができ、その為オメガや異性相手を妊娠させることが可能。しかし、ラット時にはアルファはオメガを求めてしまう事からベータを相手に選ぶことは少ないと言われ。
注) ラット
アルファの発情のことを言い、時と場合によっては理性を失ってしまう事も。
性行為に及ぶとき男性アルファ・女性アルファ共に性器を膨張させ勃起状態維持となり、それは射精後に治まるものの根元に亀頭球というノットができ、長い射精が終わらないと抜けない形となっている事から、この時期に性交渉に及ぶと90%以上の確率で相手を妊娠させる事ができるという。
注) ノット
男性器の根元に犬科動物の陰茎の同位置に存在する亀頭球のような器官のことで、性交中に拳大の瘤に腫れあがることで射精が終わるまで抜けなくなってしまう。
アルファの射精は10分〜30分ほど続きオメガは発情期にアルファと性行為をすると必ずと言っていいほど妊娠する、また身体能力値と頭脳値数も非常に高く生まれつきのエリート・ボス気質で突出したカリスマ性やリーダースキルを持ち全てにおいて、優遇視され。

しかし、その人口は少なく貴重で重ねて能力として平均値を上回るだけではなくうなじと股関節部分の臭腺のフェロモンによって相手の意思を変えてしまう事さえもでき臭覚も鋭くつがいがいた場合は香りを察知し体調の変化など10メートルほど離れているくらいなら何処にいるかすらも分かると言われている。
▽オメガ性(Ω)

オメガはアルファより更に少ない存在で、そのため絶滅危惧種として扱われることもありオメガの男性は直腸の奥に子宮と同じ生殖器を持っていることから男女問わず妊娠ができる。

うなじと股関節部分からはフェロモンを分泌し、ヒートと呼ばれる発情期には異常分泌され周囲のアルファだけではなくベータにまでそれは及び性別属性関係なく誘惑する特殊なフェロモンを無条件で発してしまう。
注) ヒート
オメガの発情で、この時期は公共の場に出ることを固く禁じられ学校・職場は休暇となるが中には抑止剤などを利用し出勤・出校する者もいるアルファの発情(ラット)は、このフェロモンに反応し引き起こされている。
発情期の始まりは10代後半、以降は約3ヶ月に
1度で期間は1週間。

その間は種の繁殖以外ほぼ何も出来ないことから、繁殖が仕事とみなされ社会的階級が低くオメガだと判明したときには自殺してしまう人もいるほど苦しい状況に陥ることも。また男性オメガは、肛門から膣分泌液のような粘液が出ることで慣らさなくてもスムーズに即挿入可能な状態となり、ベータ男性と性交しても妊娠は可能。
▽ベータ性(β)

ベータは最も数が多い存在で現実世界の人間と殆んど変わらず発情期もないアルファが反応しラットを起こしてしまうオメガのフェロモンにも理性で抑えることができベータの結婚はベータ同士で行うのが一般的、オメガよりも就職では雇用されやすい傾向にあり個人の能力や努力によってはアルファと同じポジションに就くこともできる。

またベータの子供はベータ女性との間だけではなくて、アルファとオメガとの間でも生まれてくる確率が非常に高くアルファのみを生み出すにはアルファ同士の妊娠が一番効果的だと言われている。
▽番(ツガイ)

アルファ(α)とオメガ(Ω)間には、この2つの属性のみにおけるつがい契約というものがある。

これはアルファがオメガの臭腺であるうなじを噛む事により互いに他の異性(α、Ω)からのヒートやラットの影響を受けにくくなり、加えて通常オメガのヒートの周期では耐え難い快感が内側から溢れ出てくるものだがつがい契約を結んだあとは症状が少しならずとも緩和し胎内に相手の精子を取り込むことで一時的にヒートの症状は治まると言われている。

それは普通の恋人や夫婦よりも強く本能で結ばれているもので、中でも【運命のつがい】と称されるものは感情が《一目惚れ》に近く目が合った瞬間に、相思相愛の関係に発展したりもする。
注) 運命のつがい
多くのアルファとオメガは身体や心よりも深い所で繋がりを感じる、その中で生涯の相手として見つける事ができるのが運命→魂の繋がりと言い、お互いのフェロモンは他のとは違い抑止剤や抑制剤を利用しても抑えられない性欲に囚われてしまう。
そして1度つがいになると、どちらかが死なない限り
一生涯、寄り添う事となる。

が、この契約はアルファのみが一方的に解除する事ができ、その場合は相手のオメガに非常に強い精神的なストレスを与え契約解消後も症状は変わらないことからオメガは一生つがいを作れなくなり辛い生涯を送る事となる。

また、オメガはつがい契約を結んだアルファ以外と性交渉を結ぶと強い嫌悪感など嘔吐・目眩・意識の混濁などの症状が起こり、つがいとなったアルファ以外とは性行為ができなくなってしまう。

代わりに、つがいを見つけたオメガは契約を結んだアルファ以外の相手にはフェロモンを発しなくなるとも言われている。
▽その他

・首輪 (又はチョーカー)

オメガのヒートは強烈なもので、アルファがそれによりラットを誘発されると酷い性的興奮を覚え事故でつがいとなるケースも多い、それを防ぐためフリーのオメガはうなじを守るため首輪やチョーカーなどを着用している。
・第二次性徴期

生まれてすぐにはアルファなのか?オメガ、ベータなのかは分からない。そのため第二次性徴期に入ったとき検査をし判定している。
・薬(サプリメント)

抑制サプリ:オメガ用
発情抑制剤:アルファ用

フェロモン抑制剤
→性質を隠すための薬(サプリメント)

避妊薬(経口・ピル)
・アス(尻:Ass) ベイビー(赤ん坊:Baby)

オメガ男性が生んだ赤ん坊のことで字の通り尻から生まれた赤ちゃんという意味。


・アス.タンポン(尻用生理用品)

他にも粘液用ナプキンがある、これは発情時にオメガが多量に粘液を出すことから衣類を汚さない為に使用している。
・衛生プラグ

子宮頸管に装着する栓、保護するもので主に発情期や妊娠時に使用している。


・オメガ保護区

発情期のオメガを保護する場所。


その他にも、アメニティ(日用品、洗面用具) シャンプー、リンス、石鹸などに自分の性質を隠す為の物がある。
以上がオメガバーズについて調べた結果です、参考までに。

なおこれらはあくまで基本で、このことを軸にして自由に構成を練り描くことが出来るのがオメガバーズの世界。

皆さまも是非、その世界に浸ってみて下さい。
また、彼らを文章で描いていく中でメンバー同士の呼び方や喋り方についてですが私の中の記憶も定かではないため、当時とは全く同じにはできないかと思いますが予め御了承ください。

というのも作者が北山さんを好きになったのは滝沢演舞城の景時を見てからで、それまではずっと滝担として滝沢さんが可愛がっている後輩(自分が1番、気に入っているJr.)として見てきました、そのため記憶が薄く、この小説を執筆するにあたり自分なりに再度調べ描いています。

ただ、なるべく今の彼らに近いよう描くことで違和感がないようにしたいと心掛けていますので御理解のほど宜しくお願いします。

では、藤北オメガバースの世界へどうぞ↓