メンバーの皆さんが帰ったあと、私は眠っているテヒョンの手を握った
その時、テヒョンが私の手を握り返してきた
テヒョンがゆっくりと目を開けた
繋いでいるテヒョンの手が、強く私の手を握る
その時、テヒョンの目から一筋の涙が流れた
どんどんテヒョンの目から涙が溢れる
armyに最高のステージを見せれなかったことが、よっぽど悔しいんだろうな………
そう。私が好きなのは笑顔のテヒョン。
泣き虫なところも好きだけど、一番は笑顔。
笑顔がないと、元気も出ない。
テヒョンの笑顔が私の元気の源なの
これからは、たくさん笑ってね
私はテヒョンを優しく抱き締めた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。