そして、テヒョンの記者会見が始まった
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テヒョンが、記者の前に出てきた瞬間、テヒョンが見えないほどのフラッシュで画面が白くなるほどだった
テヒョンが、真ん中の席に着く
そして、マイクを持つ
テヒョンがそう言葉にしたとき、記者達の驚いた声が響いた
正直、テヒョンがネット上で叩かれているコメントを見て、辛そうに苦しんでいるのは、見てられなかった。
テヒョンが耐えられるはずがない
誰にでも優しいテヒョンだからこそ、叩かれることだけはテヒョンにとって苦しいことだと、私にも分かっていた
テヒョンの彼女が私で本当に良かったのかな……
私は、自然と涙が溢れてきた
こんなにもテヒョンに愛されてたんだ……
それを今改めて実感した。
テレビの向こうで、テヒョンも涙を流していた
今日は、目腫れた状態で帰ってきそうだな笑
ちゃんとありがとうって伝えないと……
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!